フィリピン共和国は日本から約3,000キロのところにあり、大小併せて7,641の島から成り立つ島嶼国です。首都マニラは北部ルソン島に位置します。年間平均気温は25度から32度と、いわゆる常夏の島といえますが、熱帯気候に特有の雨季(6月から11月)には台風の上陸も多くなります。
フィリピンは100以上の民族から成る他民族国家で、公用語はフィリピノ語(タガログ語)及び英語ですが、200以上の言語(方言レベルでは無い別言語)が存在し、それぞれの地域や民族グループで話されています。主な地域言語としては、セブアノ語、イロカノ語、ヒリガイノン語、バイサヤン語、ワライ語などがあります。この多民族国家の特徴として、商習慣が地域毎で異なることも挙げられます。
フィリピン人は親切で情に厚い民族であるとよく言われます。ゲストに対するおもてなしの心や、家族や地域社会の絆が強い事が特徴です。また、近年経済成長を遂げており、観光業も盛んです。ビーチリゾートやダイビングスポット、世界遺産などの観光名所があります。また、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)セクターも成長しており、多くの外国企業がフィリピンに進出しています。
美しい自然、温かい人々、文化の多様性、多彩なアクティビティなど、多くの魅力を持つ国フィリピンで、事業を展開される方々に、DTTソリューションズは、以下のような業務サポートを提案いたします。
- 事業戦略・計画策定
- 販路拡大支援
- 事業展開・運用
- 現地法人の課題解決
- 事業進出支援
実績
- フィリピン大手民放放送局への放送システム販売・導入支援
- 放送のデジタル化に際してフィリピン政府は2015年に日本方式であるISDB-Tの採用を正式に決定しました。ISDB-Tの特徴であるデータ放送のシステムを大手民放放送局が導入するにあたり支援させて頂きました。また、導入後のデータ放送コンテンツ再編についても支援しています。日本国外でデータ放送を実際に運用した初事例になります。
- 大手広告代理店主催のイベント開催支援
- 日本の大手広告代理店並びに大手民放放送局がフィリピンにおいてイベントを開催するにあたり、フィリピン側との調整等の支援をさせて頂きました。
- 通信網に関わるフィリピン政府計画に対する支援
- フィリピンは、世界的に見てもインターネット速度が遅く、フィリピン政府は全土を対象に国家計画としてブロードバンドサービスの普及を目指しています。ブロードバンドサービス普及に関し、フィリピン政府に対して、サポート支援を行っています。
- コネクティッドカーに関する調査支援
- 商業タクシーや乗合小型バン等の営業車輛にGPS発信装置を取付け精度の高い渋滞情報を生成し慢性化する渋滞解消を目指すプロジェクトにおいて、装置取付け等の作業支援をしています。
- フィリピン国営放送局への放送システム販売・導入支援
- フィリピン国営放送局のデジタル化プロジェクトにおいて、各種放送システムの提案等に関する支援をしています。